
竹富島で9日間にわたって行われる種子取祭。
なかでも華やかに繰り広げられ、島外からもたくさんの人々が観覧にやってくる、
神様に芸能を奉納する日があります。(今年は10月12日(月)13日(火)の2日間です)
奉納芸能の練習は1ヶ月前くらいからしていますが、祭を1週間後に控えて、
昨晩には”トゥルッキ”という儀式が行われました。
これは芸能を奉納する者が一同に会して、身を清め、祭が終わるまでは神様にその身を捧げることを固く約束するものです。
この約束の縛りは、祭が終わって”ハジリ”という儀式を行うまで解くことができません。

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いちこ (木曜日, 08 10月 2009 12:09)
現代社会に暮らしていると、自然や目に見えぬものへの感謝をついつい忘れてしまいます。
昔からのしきたりを守り続けるのは容易いことではないけれど、
人が人であり続けるには大切なことのような気がしますね。
50年後も100年後も続いていくといいですね。
超面倒くさがりな私ですが、なんだかとても羨ましいです。
新井写真館 (木曜日, 08 10月 2009 14:59)
いままで続いているのは、この場所で命と文化を受け継いできた者の最先端にいることを自覚し、これからも繋いでいくことを大切に思っている人々がいるからこそでしょうね。
機会がありましたら、ぜひ一度見に来てくださいね。